雑感 夏期審査会
2017年07月27日
23日(日)夏期審査会を行いました。
今回は、朝の会場入りから審査会終了までの挨拶、返事を含めた立ち居振る舞い。
そして帯を上げたいという気持ちが見て取れるかどうかを審査基準に加えました。
特にこだわったのがトイレのスリッパをそろえること。
一日を通して一度でもトイレのスリッパが乱れていたら全員不合格にします!と開会時に発表。
保護者、見学者の皆様にも協力をお願いしました。
結果、ただの一度も乱れることなくきれいにそろっていました。
すばらしい・・・・
意識すればできるんです。
この日だけでなく、日々の稽古、試合会場はもちろん、学校、家庭でも実践しましょう!
今回は保留、不合格者は無し。
一部、基本・型の補習が必要な受審者もいますが、全体的に各帯とも良いレベルに達していたと思います。
補習がついた方は、真摯に受け止め足らない部分をしっかり補ってくださいね。
残念だったのは、少年部白帯・橙帯の受審者に今一つ元気がなかったこと・・・
気持ちは声(気合)に表れます。
私は何より気持ちの部分を大切にします。
気持ちがあれば、技術は必ずついてきます。
普段の稽古から声を出さないと審査や試合などの大切な場面では絶対に出ません。
すべては普段の稽古にあります。
意識すればできるはず!
頑張りましょう。
組手審査はみなさん素晴らしかった!
気持ちが感じられました。
少年部の昇段10人組手の優作・悠人・日向・力隆も立派に完遂。
一般部、高校2年 旺佑の5人組手は圧巻でした。
5人目の同級生、聖那の強烈な突きに顔を歪めながらも応戦、最後まで頑張りぬきました。
同年代と比べると遅くに空手を始め、苦労しながら中学高校と地道に努力を続けてきました。
強くなったな旺佑、次はいよいよ黒帯に挑戦だよ。
気持ちを切らさず頑張ればつかむことができるはず、頑張れ!
一般部昇段10人組手は鳴和道場、野口さん42歳。
和也と真央の頑張りに触発され入門、丸7年での昇段チャレンジです。
前回(3月)の審査会の直後に次回の審査会で昇段審査を受審させてくださいと申し出がありました。
以降、稽古&強化稽古はほとんど休むことなく出席、努力を重ねて準備万端で本番を迎えました。
緊張が見て取れますが、得意のフットワークを活かし最小限のダメージでしのぎカウンターを返していきます。
仲間の励ましに支えられ、最後まで肩で息をすることなく10人完遂!
稽古の賜物ですね、決して楽ではないメンバー相手によく戦い切りました。
野口さん、おめでとう。
子供たちより先に黒帯を締めることができましたね。
親父の面目躍如です♪
翌日に味わった人生で経験のない体の痛みは仲間からのエール!
みんなから思いのこもった勲章をもらいましたね♪
今後は後進の指導を含め指導者としての活躍を期待しています。
今回の審査会、長時間にわたりましたが、保護者の皆様のご協力もあり、厳粛な雰囲気の中で進行することができました。
ありがとうございました。
帯、認定状の授与までしばらくかかりますが、その間に新しい帯を巻く心の準備をしっかりしておいてください。
安心して気持ちを抜いていると合格を取り消すこともありますよ。
何事も終わった後が肝要です。
次は秋に行う予定です。
今から準備をしてくださいね!